私も同じ悩みをもっていたのですが一冊の本に問いの答えが書いてありました。
子供は十分に甘やかしていい。
育児書で良いことを見つけるとすぐに実践したくなる性格なので、いつも叱っていたところを思いっ切り甘やかしてみた感想も書きました。
子供は十分に甘やかしていいらしい
私は読んだのは佐々木正美著の「どうか忘れないでください、子供のことを。」

この本には育児のありがちば場面
・ご飯の前に「おかしちょうだい」
・お店のなかで「おもちゃが欲しい」と騒ぐ
などに対して、子供の言うとりにしてあげなさい。
子ども喜ぶことをしてあげなさい。
と書いてあります。
「お母さんは、子どもが喜ぶことをしてあげてください。」
単純なことだと思いませんか?けれど多くのお母さんは「喜ぶことばかりをいてはいけないのではないか」というふうにお考えになるそうです。
『どうか忘れないでください、子どものことを』
親の本音としては、栄養のあるご飯を食べてほしい。
欲しい物ばかり買っていては、物を大切にしない子に育ってしまう。
子供を甘やかしぎたらわがままになってしまう。
と思いがちですが、「子どもが喜ぶこと」をしていいらしです。
なぜ子供を甘やかしていいのか

『子供が喜ぶこと』を受け入れていい理由はこう書かれています。
親が子供をあやし、子を喜ばせること。しかもそれを親自身が喜びとしているということ。
これが「喜びを分かち合う力を育てる」ことにつながっているのだということです。
『忘れないでください、子どものことを』
子どもが喜ぶことをするべき理由は「喜びを分かち合う力が育てる」からです。
ここで注意なのが、『子供が喜ぶこと』を好き放題やらせるのではなく、親も喜ぶことが大切です。
という絆が大切なのです。
幼いうちから喜びを分かち合う力がつくとどうなるのか、
・悲しみを分かち合う力が育つ
・健全な人間関係を築ける
・社会のルールが自然に身につく
と著者は言っています。
息子を大いに甘やかしてみた
と今まで書いた本の内容を早速実践。
息子がやりたい事をすべてオーケーしてみました。
朝一から
ショッピングモールの車の乗り物は一度乗らせたらキリがなので毎回「ダメ」と言ってきたけど

という感じで息子の要望に応えてみました。
この頃の息子は2才。
まだ言葉の意思表示が上手にできない時期なので、要望が通らないと大きな声で泣き、場所を選ばす床に転がって暴れていました。
こうなってしまう理由は息子がやりたいことに対して私が理由を決めて禁止していたからです。
子どもの要求をすべて受け入れ甘やかすと泣いたり暴れたりは無くなり、ものすごい本に出合ってしまった!と感動を押さえられませんでした。
リアルな現場には限界ある
が、現実は甘くありません。
甘やかしにも限界がありました。
ショッピングモールの乗り物に乗った後も次々と別の乗り物の方に走っていきます。
1回200円なので2回までは許しましたが、次も乗りたいと言だしてキリがない。
息子が喜ぶことをしてあげたい・・・
でも
家でもこんなことがありました。
健康や栄養バランスのためにおやつは1日回と決めていた我が家。
本を読んで『食べたいと言ったものは与えてみる。』と方針を変えてみました。
快便の息子が軟便になってまった・・・
もしかしたら、甘いものや乳製品の食べ過ぎが原因なのかもと思うことろも出てきました。
やっぱりお金や健康に関わることは好き放題にさせない、甘やかさず制限が必要だと悟ったのでした。
甘やかす境界線がはっきりできた

甘やかしに限界を感じましたが、甘やかしの境界線ははっきり引けるようになりました。
例えば今回ゲームセンターの件も、乗りたいと言われたら
と回数をあらかじめ伝える。
要求が止まらない場合は「今日の夕飯代がなくなっちゃう。みんなのご飯が食べれないよ。」と叱らず理由を伝える。
お菓子も欲しいと言われたら
まだ欲しがったら「お菓子ばかり食べていると大きくなれないぞ」と諭すように言う。
頭ごなしに「ダメ」ではなく一度受け入れてあげてから、なぜダメなのか理由をつけて伝える。
本には夕飯の前に子供がお菓子を食べることがあれば、このように言うと良いとも書いてあります。
どうしても気になるのだったら「ご飯の直前に、お菓子をもらいに行ったでしょう?そうするとご飯が沢山食べれなくなるよ。ご飯の前は少しだけがまんしようね」と叱らずに言い聞かせればいい。
『どうか忘れないでください、子どものことを』
子供が『こうしたい。ああしたい。』と言ってきたら『いいよ。』と受け入れてあげることが大切。
でも、制限をかけなくてはいけないお金や健康に関わることはきちんと伝えるべきです。
『どうか忘れないでください、子どものことを』を読んでから、甘やかしの境界線がはっきりし、育児での迷いの場が少なくなりました。
最後に
『どうか忘れないでください、子どものことを』に出会って子供のわがままへの対応の仕方も分かりましたし、甘やかしすぎのたら将来わがままになるかもという心配もなくなりました。
子供が喜ぶことを意識して育児をすることで気持ち的にも楽になりました。
が、育児という現場は本に書いてある内容を超えます。
本に書いてあることをやってみて子供と笑える時間も増えたし、素直に私の言うことを聞いてくれる時もありますが、
息子の要望受け入れる→制限があるものは叱らず諭す
では上手くいかず、泣き続ける場面もたくさんあります。
こんな時私はまた別の育児書をもとに対応しています。
(別の本の記事ができあがったこちらにリンクを張ります!)
『この本を読んで解決したよ!』ときっぱり書けばこの記事もまとまりがいいのですが、現実はそうではないですからね。
正直に書きたいと思います。
最後は微妙な終わり方になりましたが、何はともあれ『どうか忘れないでください、子どものことを』を読んでから”子供の甘え”に対しての迷いは無くなりました。
ご興味のある方はぜひ読んでみてください。