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「イライラしないママになれる本」の口コミ

「最近子供へのイライラが止まらない。このままではいかんな。」

と思いながらも時間だけが過ぎていた時。

子育て支援センターで「イライラしないママになれる本」を見つけました。

どうやらアドラー心理学を使った子育て論のよう。

アドラー式子育てはママサークルで何度か聞いたことはあります。

「すごいな~やってみたいな~」と強く印象にのこっていましたが、内容はほとんど忘れてしましました。

イライラもなくしたい!とも思っていたので、借りてみました。

・本を読んで本当にイライラしないママになれるのか?

・著者の育児生活に共感が湧いた

・実例で分かりやすく解説してくれている

読んで見てこんな感想をもったのでレビューしていきます!

本当に「イライラしないママ」になれる?

この本を借りた理由はイライラしないママになりたいから。

本当にイライラしないママになれるかは・・・

トレーニング次第でなれます。

その為にはイライラはなぜ起こるのか?根本的なことを分かっていないといけません。

本にはこう書かれています。

「怒り」には後ろに本当の理由が隠れていて、二重構造になっていることを知っていただきたいと思います。

「イライラしないママになれる本」

どういうことか私の普段の生活を出すと、

息子は寝つきが悪いです。

毎日1時間~1時間半に寝かしつけにかかってしまいます。

この時間イライラして「何で寝ないの?」「もう22時過ぎたよ!」と声を荒げてしまいます。

私の怒りは子供に向かっていますが、実は違って「子供に早く寝てもらって自分の時間がほしい」という焦りの気持からきています。

怒りの感情の根底には、焦り、心配、不安、寂しさ、悲しみ、落胆などの感情が潜んでいます。これらの潜んでいる感情を「一次感情」と言います。人は、一次感情が満たされたいときに、怒りという二次感情を使って対応することが多いのです。

「イライラしないママになれる本」

つまり、

息子に早く寝てもらって自分の時間が欲しい(一次感情)

息子がすぐに寝ないからイライラしている(二次感情)になっているのです。

このパートを読んでハットしました。

確かに息子にイライラしている時って時間に余裕がなかったり、周りが気になったり。

夜寝ないのだってお昼寝の時間が遅かったり、もしかしたら寝つきが悪い体質なのかもしれません。

イライラは私の勝手な気持ち。

息子の行動に辛当たることが間違っていたのです。

さっそく育児に取り入れてみた

いつものように布団に入って1時間しても寝ず、ゴロゴロしている息子。

イライラしてきます。

私
イライラ来た・・・これは二次感情。自分の時間がほしだけ。ほしいだけ。

結果、やっぱりイライラしてしまいました。

でも、前よりはなぜイライラしているのか考えることはできました。

根源が分かっているので冷静になれています。

「特効薬ではないので、少しずつ変化を楽しんでください」

「イライラしないママになれる本」

著者が講師の方にこうも言われています。

育児に限らず吸収の良いタイプではないので気長に自分のイライラと向き合いながら育児を楽しんでいこうと決められました。

子育て中ママである著者だから説得力がある

この本に引き寄せられてあっという間に読んでしまいましたが、理由があります。

著者である野口勢津子さんに共感したからです。

育児書は小児科医さんや専門家が書いているものもありますが、野口さんは二人の男の子のママ。

それも、育児に悩んで悩んでアドラー式子育に出会い、辛い育児を乗り越えた方なのです。

育児書に登場するママさんでしっかり者で教育熱心で尊敬したい!と覆う方が多いですが、野口さんは違います。

本には野口さんがアドラー式子育てに触れたきかっけ、長男さんのとある発言が書かれていますが、内容を読んだとき

私
これはさすがに・・・家庭環境が悪すぎたんじゃないか?

失礼ながら引いてしまいました。

と同時に私も野口さんに共感。

キャパが狭く、ちょっとしたことでイライラするタイプなので、過去の野口さんのようにダメダメ育児でもいいんだ。

いい方向に向かうかもしれないと励ましてもらったように思います。

リアルな育児の現場での困ったにも対応

本の構成をざっくり説明すると前半はアドラー式子育ての概要。

後半はリアルな子育て現場でどのようにアドラー式子育てを使うのか。

について書かれています。

特に第4賞の【こんなときどうすれば?「困った場面」の対処法】の内容が実践的だったのでいくつかピックアップします。

・兄弟げんかをした時の対処法

・レストランで騒いだ時の対処法

・子供がだらだらしてイライラするとき

・お友達にすぐ手が出てしまう子の対処法

私
代表的な子供の困ったことばかり!

息子は現在2歳。

レストランへ行っても落ち着きが無く、隣を覗いたり、騒いだりしてしまいます。

そんな時どうすればよいのか。

「騒ぎながら外食をするこはできない」ということを身をもって体験するために、親は食事の途中でも子どもを連れてお店の外にでます。そして怒るのではなく「あなたが店内で騒ぐとみんなで楽しく食事が続けられなくて困っているの」と、子どもに行動の結末を味わってもらいます。

「イライラしないママになれる本」

息子が騒ぐと「うるさい!」、「静かに!」とう方法しか思い浮かばなかった私。

2歳の息子はきっと見慣れない場所での食事で興奮しているのかもしれないですね。

騒がしくしなら落ち着いら場所でこのように対応してみたいです。

他にも「手が出てしまう子は困っている子」や「好き嫌いが多いのは良いこと」

などアドラー独特の視点で子どもを見ているので、読んでいて頷くばかりです。

まとめ 「イライラしないママになれる本」の口コミ

「イライラしないママになれる本」を読んでのレビューのまとめです。

・「子供にイライラしたときは隠された感情を探す」と学んだ。

・著者の野口勢津子さんが読者と同じママなので共感が持てる。

・第4章の「困った時の対処法」がとっても役立つ!

とても読みやすく、育児を前向きにさしてくれる本でした。