今回はこんな方に向けての記事です。
私も昔は同じ気持ちでした!
今は自分なりの線引きをして気楽に添加物と向き合っています。
今回の内容はそんな私が
・そもそも添加物ってどうなのよ?
・添加物と上手な付き合い方
をお話していきます。
添加物を気にしすぎるあまり自滅した人です。
周りにも煙たがられていました。
もくじ
添加物気にしすぎて貧乏に。線引きが大切だと気付く。

そもそも添加物って安全なの?口にしちゃいけないの?
私の答えはこうです。
一主婦が本を何冊読んだって分からない。
重度の不妊体質が判明してから食に関する本を読み、調べてみました。
でも気づきました。
専門家でも科学者でもない一主婦が添加物についていくら調べたって真実は分からない。
なぜ、こう思ったのか続きます。
専門家でも意見が分かれている
まず一つ目の理由は専門家によっても意見が分かれているからです。
例えば添加物の代表、ハム・ソーセージ・明太子に使われる亜硝酸Na。
亜硝酸Naも危険派と肯定派に分かれています。
・危険派
亜硝酸Naを食品に添加すること自体に問題があります。なぜなら、ひじょうに毒性が強いからです。
省略
毒性の強い物を食品に混ぜることを許してもいいものなのか、疑問を感じざるを得ません。
体を壊す10大食品添加物
この本、冒頭から「がんの原因は食品添加物だ。」と主張しています。
著者は工学部科学科卒のジャーナリスト。
記者さんらしく多方面から情報を集められています。
・肯定派
亜硝酸Naを発色剤として添加しているハム・ソーセージなどの食肉製品にニトロソアミンは含まれていないか、もし含まれているとしたら、どうやってその量を減らせるかなど膨大な数の研究を行いました。
その結果、「ふつうに食べていれば心配することはない」と分かったんです。
食品添ほんとうの話
著者は食品添加物の研究者。
こちらも冒頭から添加物とガンについて書かれていますが、「専門家の間では添加物=がんの原因ではない」と書かれています。
となってしまったのです。
また混乱させるのが本のレビューたち。
危険派、肯定派それぞれに、
「本に騙されるな!」
「添加物が安全なんてウソ!」
「添加物がなければ私たちは生活できない!」
とまたまた賛否両論。
本はここ5年の間に数十冊は読みました。
厚生労働省の添加物サイトを熟読したりしました。
が、余計何が良くて何が悪いのか分からなくなるばかり。
一主婦が本を読んだことろで真相は分からないと悟ったのでした。
モリモリ食べても元気な祖父母達
情報よりも添加物の考え方で影響力があったのは祖父母の姿。
祖父母達4人は健在。
全員90歳以上です。(96歳、95歳、92歳、90歳)
多少足腰が弱くなったり、軽い認知症になった祖母もいますがみんな元気。
そんな4人の食生活を見てきたんですけどね。
全く食に気を付けていませんでした。
添加物もりもり食べていました。
食べるプラスチックと言われている「ショートニング」はご存じですよね?
バターやクッキーなどの菓子類に入っていることで有名です。
95歳の祖父はトーストにべったりマーガリンを付けるのが日常。
多少の病気はしたものの元気に楽しそうに生きています。
他の3人も添加物を気にしている様子は全くなし。
好きなものを好きなだけ食べていました。
添加物を気にしすぎ貧乏になり、精神的にもピリピリしていた頃祖父母たちの食生活を思い出しました。
そして、無理をしてまで添加物にこだわらなくもいいのではないか?
とガッチガチの無添加主義だった私に”線引き”を教えてくれたのでした。
元添加物気にしすぎ人間が実践している線引き
といっても、一度危険だと思った添加物を全く無視して食べるのは抵抗がありました。
そこで精神的にも金銭的にも負担にならないようにするように、自分なりの線引きをし無理なく食と向き合うようにしたのです。
実践している線引きとは
・調味料は本物
・疲れている時はむしろ加工食品や外食に頼る
・子供が頻繁に口にするものはこだわる
解説していきます!
調味料は本物
毎日使う調味料は本物にしています。
“本物”というのも勝手に決めている線引きなのですが、2つのポイントに絞っています。
・原材料がシンプルなもの
・うま味調味料が入っていないもの
あとは、身の丈にあった価格というのも忘れていません。
醤油でもピンキリですからね。
わが家が愛用しているのは生協の宅配【パルシステム】の調味料たち。

スーパーで売っているものより、原材料がシンプル。
スーパーの代表的な調味料と比べてみましょう。
パルシステム | スーパー | |
みそ | ・大豆(国産)(遺伝子組み換えでない) ・米(国産) ・食塩 | ・大豆(遺伝子組換えでない)、 ・食塩 ・かつおエキス ・かつお節粉末 ・昆布エキス ・調味料(アミノ酸等) ・酒精、(一部に大豆を含む) |
スーパーはうま味調味料が目立ちます。
パルシステムのみその原材料はこれだけ。
シンプルでこだわった食材なのにお値段もお手頃。
みそは750gで340円です。
醤油やみりんなどもシンプル素材で、買いやすいお値段。
調味料は必ず【パルシステム】で買っています。
疲れている時はむしろ加工品や外食に頼る
疲れている時、外出時などは加工品やジャンクフードを気にせず食べています。
こうなったのには理由があります。
幼い息子を連れて買い物に行った時のこと。
用が長引き、昼食を家で食べるつもりが12時を過ぎてしまいました。
当時外食は添加物が沢山入っているという考えがあったので、息子にはどうしても食べさせたくありませんでした。
家族全員空腹でしたが30分かけて帰宅し、30分かけて料理をしました。
その間、息子は大泣き。
夫もいらいら。
こんな事が何度かあったこと。
添加物への考えが変わったのもあって忙しいときや、外出時は添加物は気にせず楽しく食べるよう心がけています。
子供が頻繁に口にする物はこだわる
結構ゆるゆるになってきた私ですが、子供が頻繁に食べるものは気を付けています。
息子がよく食べる食品は
・パン
・卵
・枝豆
・うどん
・納豆
・フライドポテト
など
この辺りは添加物を使用していないもの。
国産品にしています。
こちらも【パルシステム】さんにお世話になる事が多い。

詳しくはこちらも別の記事で紹介します!
添加物を気にしすぎたら肩の力を抜いてみて
元・添加物気にしすぎ主婦が無理のない食生活に至るまでの道のりを書いてみました。
世の中には添加物を一緒口にしない人もいれば、全く気にせず欲のままに食べている人もいます。
色んな情報がある中で、悩むこともあるかもしれません。
でも一番大切なのは気持ちもお金も”無理なく”です。
「ちょっと添加物を気にしすぎているな。」と思ったら自分なりの境界線を引くといいかもしれませんね。
今回は私の境界線をご紹介してみました。
少しでもお役に立てればうれしいです。
・重度の不妊体質判明後から添加物に過敏に。
・子どもが生まれてからますます神経をとがらす。
・無添加、オーガニックにこだわるあまり家計圧迫。精神的にも疲労しきる。